プライマリーバランス黒字化は”修羅”への道 ― 2024年01月22日 21:06
今日、こんなニュースを見ました。
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財政健全化 2025年度の黒字化は困難 基礎的収支は1兆1000億円程度の赤字 政府試算
1/22(月) ABEMA TIMES
国と地方の財政健全化に向けた目安となるプライマリーバランス(=基礎的財政収支)について、政府は目標としてきた2025年度の黒字化は難しいという試算を示しました。
プライマリーバランスは、政策的経費をその年の税収でまかなえるかを示すものです。内閣府の試算では2025年度で、実質1.3%の高い経済成長が実現した場合でも、防衛費の増額や経済対策などにより、基礎的財政収支は1兆1000億円程度の赤字となります。(以下、省略)
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政府は、2025年度のプライマリーバランス(PB)黒字化を目指していますが、PBを黒字化するということは具体的にどうなることなのでしょうか?
政府が税収よりも支出を少なくするということですから、我々国民の持っているお金の総額が減少するということです。すなわちこれはデフレの要因となります。少ないお金を国民同士が奪い合うということです。ちょっと考えればわかりますが、これでは国民が幸せになれるはずがありません。全体として貧困化が進むことになります。
仏教では、六道を輪廻転生するとされています。我々が生きている人間道の上にある天道では食べるものもたくさんありお互いに譲り合って楽しく生きていると言われています。人間道のひとつ下にある修羅道は少ない物をお互いに奪い合い終始戦いが絶えない世界と言われています。
PB黒字化が実現した世界とは、まさにこの修羅道なのですよ。われわれ人間の世界が修羅道になってはいけません。目指すのは天道。お金を奪い合うことがないように、政府は十分に通貨を供給していく必要があります。つまりPBは赤字であるべきなのです。
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財政健全化 2025年度の黒字化は困難 基礎的収支は1兆1000億円程度の赤字 政府試算
1/22(月) ABEMA TIMES
国と地方の財政健全化に向けた目安となるプライマリーバランス(=基礎的財政収支)について、政府は目標としてきた2025年度の黒字化は難しいという試算を示しました。
プライマリーバランスは、政策的経費をその年の税収でまかなえるかを示すものです。内閣府の試算では2025年度で、実質1.3%の高い経済成長が実現した場合でも、防衛費の増額や経済対策などにより、基礎的財政収支は1兆1000億円程度の赤字となります。(以下、省略)
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政府は、2025年度のプライマリーバランス(PB)黒字化を目指していますが、PBを黒字化するということは具体的にどうなることなのでしょうか?
政府が税収よりも支出を少なくするということですから、我々国民の持っているお金の総額が減少するということです。すなわちこれはデフレの要因となります。少ないお金を国民同士が奪い合うということです。ちょっと考えればわかりますが、これでは国民が幸せになれるはずがありません。全体として貧困化が進むことになります。
仏教では、六道を輪廻転生するとされています。我々が生きている人間道の上にある天道では食べるものもたくさんありお互いに譲り合って楽しく生きていると言われています。人間道のひとつ下にある修羅道は少ない物をお互いに奪い合い終始戦いが絶えない世界と言われています。
PB黒字化が実現した世界とは、まさにこの修羅道なのですよ。われわれ人間の世界が修羅道になってはいけません。目指すのは天道。お金を奪い合うことがないように、政府は十分に通貨を供給していく必要があります。つまりPBは赤字であるべきなのです。
賃上げで景気はよくなるか ― 2024年01月24日 13:18
政府が財界に賃上げを求めています。物価高に対応するために、民間労働者の賃金を上げてほしいということかと思います。
賃上げに表立って反対する声はありませんが、「大企業は賃上げ可能だが、中小零細企業には困難」との声が聞かれます。また、賃上げを理由に取引先に納入価格の値上げを認めさせるのは難しいという意見もあります。
ただ、そもそもとして、賃上げは物価高対策として適切なのでしょうか?
いま現在起きている物価高は、主にエネルギー価格・食料品価格の上昇に起因するものです。いずれも輸入に頼っている割合が高く、値上げ分は海外にお金が流れて行ってしまっています。値上げしても国内事業者の収入増にはなっていません。現在の物価高は、国内消費者の実質可処分所得の減少を招き、起きていることはデフレとなんら変わりません。物価高=インフレという単純な話ではありません。
賃上げにより、民間企業から個人にお金が移り、個人は助かるかもしれませんが、民間企業のお金が減れば人件費以外の支出を減らすでしょう。海外にお金が流れる中で、民間のお金が全体として変わらないなら景気が良くなるはずがありません。お金を循環させようと思えば、まずは外部から新しいお金を投入する必要があります。すなわち、民間の賃上げの前に、政府がお金を支出する必要があります。それもせずにプライマリーバランス黒字化目標を達成するために、政府が歳出の見直し(削減)をしてはいけないのです。
賃上げに表立って反対する声はありませんが、「大企業は賃上げ可能だが、中小零細企業には困難」との声が聞かれます。また、賃上げを理由に取引先に納入価格の値上げを認めさせるのは難しいという意見もあります。
ただ、そもそもとして、賃上げは物価高対策として適切なのでしょうか?
いま現在起きている物価高は、主にエネルギー価格・食料品価格の上昇に起因するものです。いずれも輸入に頼っている割合が高く、値上げ分は海外にお金が流れて行ってしまっています。値上げしても国内事業者の収入増にはなっていません。現在の物価高は、国内消費者の実質可処分所得の減少を招き、起きていることはデフレとなんら変わりません。物価高=インフレという単純な話ではありません。
賃上げにより、民間企業から個人にお金が移り、個人は助かるかもしれませんが、民間企業のお金が減れば人件費以外の支出を減らすでしょう。海外にお金が流れる中で、民間のお金が全体として変わらないなら景気が良くなるはずがありません。お金を循環させようと思えば、まずは外部から新しいお金を投入する必要があります。すなわち、民間の賃上げの前に、政府がお金を支出する必要があります。それもせずにプライマリーバランス黒字化目標を達成するために、政府が歳出の見直し(削減)をしてはいけないのです。
個人向け国債を購入してみました ― 2024年01月26日 09:32
個人向け国債を購入してみました。
変動10年で年利0.4%
1年たてば途中解約可能なので、新NISAのつみたて投資枠の資金の置き場所として使う予定です。
ところで、いまだに「国債発行残高はGDPの200%を超えていて、このままでは日本は財政破綻するー」と言っている人、そう信じている人がいますが、個人向け国債のHPで財務省はこう言っています。
「個人向け国債は国が発行する債券です。国の法律に基づいて発行され、利子及び元本の支払いは国が責任を持って行うので、元本割れがなく、とても安心なんです。」
財政破綻の定義は不明ですが、どう考えても日本政府が国債が返せなくなることはありません。日本政府は日本円建てで国債を発行しています。日本政府の一機関である日本銀行が日本銀行券を発行しています。国債の償還期限が来たら、借換債を発行すれば済みます。銀行預金(金融機関であれば日銀当座預金)で返してもらってもいいですが、利子がつかないので、どうせまた日本国債を買うことになります。日本が財政破綻することは理論的にあり得ないのです。
実は私も昔は財政破綻論を信じていました。だから日本国債を買おうと思ったことはありませんでした。(買うお金がなかったということもありますが)
でも、いまは違います。日本国債の仕組みを正確に理解したので、まとまったお金を銀行に置いておくくらいなら個人向け国債を買った方がいいと判断できました。
もちろん、新NISAなどを活用して積極的に資産運用するのが先ですが。
変動10年で年利0.4%
1年たてば途中解約可能なので、新NISAのつみたて投資枠の資金の置き場所として使う予定です。
ところで、いまだに「国債発行残高はGDPの200%を超えていて、このままでは日本は財政破綻するー」と言っている人、そう信じている人がいますが、個人向け国債のHPで財務省はこう言っています。
「個人向け国債は国が発行する債券です。国の法律に基づいて発行され、利子及び元本の支払いは国が責任を持って行うので、元本割れがなく、とても安心なんです。」
財政破綻の定義は不明ですが、どう考えても日本政府が国債が返せなくなることはありません。日本政府は日本円建てで国債を発行しています。日本政府の一機関である日本銀行が日本銀行券を発行しています。国債の償還期限が来たら、借換債を発行すれば済みます。銀行預金(金融機関であれば日銀当座預金)で返してもらってもいいですが、利子がつかないので、どうせまた日本国債を買うことになります。日本が財政破綻することは理論的にあり得ないのです。
実は私も昔は財政破綻論を信じていました。だから日本国債を買おうと思ったことはありませんでした。(買うお金がなかったということもありますが)
でも、いまは違います。日本国債の仕組みを正確に理解したので、まとまったお金を銀行に置いておくくらいなら個人向け国債を買った方がいいと判断できました。
もちろん、新NISAなどを活用して積極的に資産運用するのが先ですが。
永島まなみ騎手 今年初勝利 ― 2024年01月27日 17:12
2024年1月27日(土) 小倉1R 3歳未勝利 1,700メートル(ダート・右)
2番人気のグラティアスミノル号(牡3 北出 成人 調教師)が勝利し、 永島 まなみ騎手は2024年の初勝利を記録しました。
ようやく初勝利ですが、ケガをしないように1つ1つ勝ち星を積み重ねていってほしいです。
2番人気のグラティアスミノル号(牡3 北出 成人 調教師)が勝利し、 永島 まなみ騎手は2024年の初勝利を記録しました。
ようやく初勝利ですが、ケガをしないように1つ1つ勝ち星を積み重ねていってほしいです。
永島まなみ騎手 今年2勝目 ― 2024年01月29日 10:47
2024年1月28日(日) 京都12R 4歳以上2勝クラス 1,600メートル(芝・右 外)
5番人気のペイシャフラワー号(牝4 高橋 康之 調教師)が勝利し、 永島 まなみ騎手は2024年の2勝目を記録しました。
なかなか初勝利が遠かったですが、土曜日日曜日と連勝。
来週以降も順調に勝ち星を積み重ねていってほしいです。
5番人気のペイシャフラワー号(牝4 高橋 康之 調教師)が勝利し、 永島 まなみ騎手は2024年の2勝目を記録しました。
なかなか初勝利が遠かったですが、土曜日日曜日と連勝。
来週以降も順調に勝ち星を積み重ねていってほしいです。
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