実質賃金 24か月連続前年同月比マイナス2024年05月09日 15:33

厚生労働省が2024年5月9日に発表した「毎月勤労統計調査 令和6年3月分結果速報」によると、実質賃金は前年同月比▲2.5%となった。
2022年4月に▲1.7%のマイナスを記録してから24か月連続のマイナス。

先月発表された2月分の結果は前年同月比▲1.3%であったものが、今回▲1.8%に下方修正されている。

マイナス幅は再び拡大傾向に。
来月発表される4月分は賃上げが反映されていることになるが、果たしてプラスに転じるかどうか?
足元で消費者物価指数は引き続きプラスで推移している様子で、今後の発表データが注目される。

能登にボランティアに行ってきました 82024年04月23日 15:37

作業が終了して、バスに乗って約1時間でベースキャンプに戻りました。
ベースキャンプでは、朝置いてきた荷物を受け取って、教室で着替えました。その後、金沢駅行きのバスに乗り、約2時間で金沢駅に到着。到着したのは19時頃でした。
金沢駅で久しぶりの温かい食事。白エビ風味のラーメン美味しかったです。らうめん侍さんありがとうございました。
その後、電車に乗ってその日の深夜に帰宅しました。
約2日の日程で、作業時間は4~5時間程度でしたが、慣れない作業で結構疲れましたし、効率的にはこれがいっぱいいっぱいかなと思いました。

【今回のボランティアで感じたこと】
●能登半島は遠い
最寄りの都会である金沢駅から片道3時間。そもそも遠い上に、途中片側通行のところが何か所も残っており、大量のボランティアが簡単に行ける状況ではない。まだほとんど手つかずの場所もあり、歯がゆさを感じた。
●公的な支援は十分なのか
ボランティアができることには限りがある。道路やインフラの復旧、重機が必要な家屋の解体などをもっとスピーディに進めないと、このままでは1年たっても復旧には程遠い感じがしました。国や県がもっと直接的に人的資源を投入できないものかと思いました。
●南海トラフ地震のときはもっと大変なことになるのでは
今後やってくる南海トラフ地震で、紀伊半島の先端や、四国の室戸岬、足摺岬のあたりが被災した場合、支援の手は差し伸べられるのであろうか。地理的に不便、人口が少ないからと言って、同じ日本人を見捨てるようなことがあってはならないと思う。日本は大災害がひっきりなしにあるのだから、自衛隊とは別に、国が常設の災害対応部隊を持っておいてもよいのではないかと思いました。

(終わり)

能登にボランティアに行ってきました 72024年04月22日 17:55

午前中の派遣先はミッション完了ということで、午後は新たに別の派遣先に行くことになりました。こちらも同じくトラック3台で2名ずつ、計6名で向かいました。
こちらは、屋内と納屋にある家具や畳の搬出、廃棄と、敷地の石垣が崩れていて、崩れていた石垣の石を邪魔にならないところに移動させるというものでした。
家具や畳などを軽トラックに載せると、あっという間に軽トラック3台はいっぱいになりました。軽トラック3台は災害廃棄物の仮置き場に搬送。その間に残ったメンバーは石垣の運搬です。軽トラックで戻ってきて、積み残した家具を積み込みましたが、廃棄物仮置き場は15時で閉まってしまうので、やむなく荷物を載せたままボランティアセンターに戻りました。翌日のボランティアの方が朝、廃棄物仮置き場まで運んでくれることになりました。
15時過ぎに、午前と午後の2軒のミッションを完了。ボランティアセンターで、6人の中から選ばれたリーダーの方が報告書を作成、提出。これで本日の作業は終了となります。持ち出した道具などを返却して、トイレなどを済ませて帰りのバスを待ちます。
廃棄物仮置き場の受け入れ時間のこともあり、これ以上長時間作業をすることは実質的に無理のような気がしました。これでもいっぱいいっぱいかと思います。

(次回に続く)

能登にボランティアに行ってきました 62024年04月22日 12:10

能登町のボランティアセンターは、もともとは倉庫のようなところだったのかなと思われます。県外の社会福祉協議会から派遣されたと思われる方が10名くらいで運営されていました。
住民からのニーズが集められていて、その中から、ボランティアの人数に応じてマッチングをしておられました。
バスに乗ってきた15名程度のボランティアをいくつかのグループに分けて、派遣先を決定していきます。
仕事内容の伝達を受けて、必要な資材を軽トラックに載せて現場に持っていきます。午前中は解体のためのハンマーや土のう袋を借りていきました。また、手袋、ヘルメットや踏み抜き防止のインソールなど、ひと通りの道具が置いてあり、自由に使うことが可能でした。
私のグループは6人で、派遣先のお宅へはボランティアだけで軽トラックに2名ずつ3台に分乗して、自分で運転していきます。1名が運転、もう1名が助手席で自分のスマホでナビをする感じです。運転ができるか、スマホでナビができるかでないと務まりません。午前中の派遣先は、木製の門が倒壊してしまったお宅で、門を分解して瓦と木に分別して、軽トラックに載せて災害ごみ置き場に運んでくるというのが作業内容でした。無事午前中で終了し、いったんボランティアセンターに帰ってきて、休憩、昼食、トイレなどを済ませました。トイレはボランティアセンターで済ませるのが基本です。
ボランティアセンターには、ジュースやインスタントコーヒー(お湯に溶かして飲むタイプ)などが無料で置かれていて、自由に飲むことができてありがたかったです。

(次回に続く)

能登にボランティアに行ってきました 52024年04月22日 11:52

今回参加したのは「前泊型」で、1日目は移動のみ。2日目はいよいよ活動です。
朝は特に目覚ましの放送があったりすることもなく、それぞれ自主的に起床しないといけません。とはいえ、周りのテントからごそごそと音が聞こえてくると自然に目が覚めます。
朝食は自分で用意したものを食べました。屋内のトイレの前の手洗い場が使える状態で、そこで洗面、歯磨きができました。事前の案内では歯磨きシートを用意するように書いてありましたが、水が使えるようになっているため普通の歯磨きセットでいいと思います。
朝食が終わってから、自分のテントの清掃、共有スペースの掃除をして、活動に必要な手荷物・道具以外の荷物をまとめて、1階の職員室に置いておきます。特に鍵がかかるとかはなさそうでした。貴重品はボランティアの現場に持っていく必要がありそうです。

活動の準備ができたら、ボランティアセンター行きのバスが来てくれます。金沢駅からベースキャンプまでのバスに比べると少し小さいサイズで、シートピッチも普通のバスという感じでした。
8:10にベースキャンプを出発。
途中、道路の復旧工事で片側通行の場所があったり、道路わきの民家が倒壊していて徐行しながら進んだところもありました。
9:00に能登町のボランティアセンターに到着。
いよいよここから活動が始まります。

(次回に続く)