被災地において大切なもの ― 2024年01月18日 18:00
2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
被災地域ではいまだに不自由な生活をされておられるかと思うと心が痛みます。少し状況が落ち着いたらボランティアに行こうかなと思います。それまでは自衛隊、消防の皆さんなどプロの方々にお任せするしかありません。どうぞよろしくお願いします。
いまは他の地域に住んでいる素人としては、遠くから石川県のものを買って応援するしかないのかなと思います。金沢のきんつばを買ってきていただきました。
ところで、被災地において大切なものは何でしょうか?
平時であれば、お金はとても大切です。お金があればたいていのものは手に入れることができます。食べ物、飲み物、服、なんでも買えます。
でも、いま避難所に避難されている方々にとっては大切なのは食べ物、飲み物、電気、水道、さらにはトイレやお風呂であって、いま目の前でお金を渡されてもそんなにありがたくはないはずです。(もちろん、将来のためにはありがたいでしょうが)
道路や水道などのインフラの復旧はとても価値のあることです。インフラの復旧に必要なのは、建築資材、建設機械・重機、それを動かす建設業者、そして技術です。でも、平時からそれらを養っておかないと、いざというときには役立ちません。いくらお金があっても、建設業者がいなかったら、重機がなかったら、復旧はおろか、被災地へ物も運べないということになります。
日本はこの20年間、お金を大切にする一方で、公共事業を減らしてきました。インフラを供給する建設業界を大切にしてきませんでした。
災害が続くのはいまだけではなく、地震国日本においてはこれからも災害が続くでしょう。そう考えると、日本に平時はないのかもしれません。だとしたら、お金よりも大事なものがあるのではないか。今回の災害を通してそんなことを考えています。
被災地域ではいまだに不自由な生活をされておられるかと思うと心が痛みます。少し状況が落ち着いたらボランティアに行こうかなと思います。それまでは自衛隊、消防の皆さんなどプロの方々にお任せするしかありません。どうぞよろしくお願いします。
いまは他の地域に住んでいる素人としては、遠くから石川県のものを買って応援するしかないのかなと思います。金沢のきんつばを買ってきていただきました。
ところで、被災地において大切なものは何でしょうか?
平時であれば、お金はとても大切です。お金があればたいていのものは手に入れることができます。食べ物、飲み物、服、なんでも買えます。
でも、いま避難所に避難されている方々にとっては大切なのは食べ物、飲み物、電気、水道、さらにはトイレやお風呂であって、いま目の前でお金を渡されてもそんなにありがたくはないはずです。(もちろん、将来のためにはありがたいでしょうが)
道路や水道などのインフラの復旧はとても価値のあることです。インフラの復旧に必要なのは、建築資材、建設機械・重機、それを動かす建設業者、そして技術です。でも、平時からそれらを養っておかないと、いざというときには役立ちません。いくらお金があっても、建設業者がいなかったら、重機がなかったら、復旧はおろか、被災地へ物も運べないということになります。
日本はこの20年間、お金を大切にする一方で、公共事業を減らしてきました。インフラを供給する建設業界を大切にしてきませんでした。
災害が続くのはいまだけではなく、地震国日本においてはこれからも災害が続くでしょう。そう考えると、日本に平時はないのかもしれません。だとしたら、お金よりも大事なものがあるのではないか。今回の災害を通してそんなことを考えています。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://incredible.asablo.jp/blog/2024/01/18/9651836/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。